髪にいいことを始めよう!

これから10回にわたって育毛と食事の関係についていろんな角度からお話を進めてまい ろうと思っています。 ある統計によると、男性の10人に一人は抜け毛に悩んでいる、関心があるという事でし た。裏を返せば同じ数の男性が育毛にも関心があるということではないかと思います。 それだけ関心のある育毛ですが、いきなり育毛の話に行く前に、髪の毛に関するある程度 の知識を整理しておく必要があると思います。 髪の毛の生える原理や抜ける原理を知らないで、育毛を論じようとするならば、決して、 有効な対策は出て来ないでしょう。場当たり的な対策となりかねません。 そもそも髪の毛というものは、皮膚の角質層が変化したもので主成分はタンパク質でその 30%がアミノ酸です。角質層というのは、皮膚の一番外側の部分で、下から新しい細胞 が出来てくるたびにアカとなって剥がれ落ちるため一定の厚みを持っています。 髪の毛はその角質層の変化ですから生きた細胞ではなく、根元の毛母細胞と呼ばれる細胞 の分裂増殖活動の繰り返しで作られたものです。 下で作られ、上へ上へ押し上げられて髪は伸びていくということになるわけです。平均す れば3~6年が髪の毛の「寿命」と言われています。 毛母細胞が途中で何らかの原因で細胞分裂を止めてしまえば、髪の毛は抜け毛となって落 ちてしまうのです。 人間は誰でも25歳あたりをピークとして毛母細胞へ十分な栄養が生き届かなくなり、細 胞分裂の活力も衰えていくことが知られています。いわゆる加齢現象です。 その加齢現象以外の原因での抜け毛を出来るだけ防止し、今ある髪を育てる事が育毛とい うものです。 以上縷々述べてきたことから、育毛のためには、毛母細胞に最大限働いてもらわねばなら ない事がおわかりただけたと思います。 その為には毛母細胞が細菌などの侵入によって炎症など起こさないよう髪の根元いわゆる 頭皮を清潔に保っておかねばなりませんし、栄養分を送り続ける事を絶やさないようにも しなければなりません。栄養分を送り届けるのは血液の役目ですから、血行もよくしなけ ればならないという訳です。 次回は、育毛には何が必要かということについて、更に詳しく考えて見ることにしましょ う。その中から食事の果たす重要な役目も浮かび上がってくると思います。
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